
#一日一鼓【1002】
「取材、一緒に行く?」
そう声を掛けてきたのは
新作の構想を練っている最中の母だった。
「今回の本はどうしても読んで欲しい人がいるの」
と、意気込む母の誘いを無下にはできず、
カーディガンに手を伸ばす。
軽い気持ちで付いて行ったそこには
待ち侘びていたはずの青が広がっていた。
2024.10.02

「取材、一緒に行く?」
そう声を掛けてきたのは
新作の構想を練っている最中の母だった。
「今回の本はどうしても読んで欲しい人がいるの」
と、意気込む母の誘いを無下にはできず、
カーディガンに手を伸ばす。
軽い気持ちで付いて行ったそこには
待ち侘びていたはずの青が広がっていた。
2024.10.02
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