
#一日一鼓【1003】
母が小説家になったのは私が生まれるよりも前のこと。
父はそのもっと前から母の物語が好きだったそうだ。
母は時々、温かい歴史を話した。
父が登場するその話が私は好きだった。
でも、父がいない今、
それが歴史か物語か見抜くことはできない。
母はきっと、まだ隣にいて欲しかったんだと思う。
2024.10.03

母が小説家になったのは私が生まれるよりも前のこと。
父はそのもっと前から母の物語が好きだったそうだ。
母は時々、温かい歴史を話した。
父が登場するその話が私は好きだった。
でも、父がいない今、
それが歴史か物語か見抜くことはできない。
母はきっと、まだ隣にいて欲しかったんだと思う。
2024.10.03
ページを報告する
コピーしました
コピーしました