
一日一鼓【1216-2】
泣きながら舞う彼の姿は
苦しくて切なくて、でも…美しかった。
彼の中にある、彼が見ている舞いは
私が魅せられたモノのもっと上にあった。
羨む私の姿も、朽ちた誰かも
見ていなかった。
見ていたのは、ずっと先でスポットを浴びる未来の自分。
強さの所以は未来が見えていることだった。

泣きながら舞う彼の姿は
苦しくて切なくて、でも…美しかった。
彼の中にある、彼が見ている舞いは
私が魅せられたモノのもっと上にあった。
羨む私の姿も、朽ちた誰かも
見ていなかった。
見ていたのは、ずっと先でスポットを浴びる未来の自分。
強さの所以は未来が見えていることだった。
ページを報告する
コピーしました
コピーしました