
一日一鼓【0206】
夏。
気が付いたら街には笹の葉が並んでいた。
五色の短冊にはさまざまな願い事。
もう夏が来たのかと
燻るこの気持ちにも
照りつけるこの日差しにもうんざりしていた。
そんな暑さにやられて漏れた言葉。
織姫と彦星ってさ、幸せだと思う?
どう考えても俺らしくなくて可笑しかった。

夏。
気が付いたら街には笹の葉が並んでいた。
五色の短冊にはさまざまな願い事。
もう夏が来たのかと
燻るこの気持ちにも
照りつけるこの日差しにもうんざりしていた。
そんな暑さにやられて漏れた言葉。
織姫と彦星ってさ、幸せだと思う?
どう考えても俺らしくなくて可笑しかった。
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