『ours』
cast・staff
脚本|若杉栞南
演出|橋本真一・若杉栞南
朗読|橋本真一
プロデューサー|新朋子
製作|株式会社コモ
撮影|奥野倫
照明|大柳玲於(LT Graph)
録音|トリじぃ
整音|トリじぃ
衣装|新朋子
スチール|TOBI(LT Graph)
あらすじ
騒がしいショッピングモール。
人々の声に鬱陶しそうな素振りを見せる、シン。
知らない少年に馴れ馴れしく声をかけられる。
嫌悪感に包まれるシンとは裏腹に、
久しぶりに会う孫を思って買い出しをするキヨさんは楽しげ。
ショッピングモールを
「騒がしい」と捉える者、「賑やか」と捉える者。
感覚は、人それぞれである。
これは、どこにでもある街の、彼らの物語。
街の公園では、いつものようにモロが
ヒトの落とし物を漁る。
「オイラはここのボスである」
と、言わんばかりの表情で。
そんなモロに猫撫で声を出す人はいない。
あっけらかんと声をかける琴波を除いて。
全く性格の異なる一匹と一人。
モロと琴波の時間は永遠に続くはずだった。
交差点での光景が広がるまでは…。
穏やかな街の、ある交差点。
夕日が差し込み、人々の影を伸ばす。
そして、響き渡る大きな音。
彼らの運命が、狂い始める。
「ねぇ…本当は誰なの?」
朗読劇『ours』
あらすじ|若杉栞南
彼らの言葉
#彼らの声
「知らない。でも、僕知ってるもん」
「彼女の瞳に映るのは、カラフルな街の景色」
「こんな平和な日々が脅かされることを疑うこともなく」
「いい夜。いい空気。いい…」
「おいらはここのボスである」
「夜にはもう、若いものたちの、そして…我々の、溜まり場」
「すごいね。頭の良さは変わらないね」
「だって、大人じゃん」
comment
演出・朗読|橋本真一
脚本、演出、衣装、写真、映像。全てにおいて関わる方々の熱や想いが
溢れていて、なおかつ各所が自由に表現し
才能を発揮しています。
本番も一発勝負のファーストテイク。
芝居はあえてほぼ稽古をせずに挑み、
その瞬間を生きる役者橋本真一を信じ、
任せました。
二度と切り取れないその瞬間を、
ぜひ見届け、咀嚼し、感じて欲しいです。
この物語の一瞬が
あなたの心に痕を残せますように。
演出・脚本|若杉栞南
「魅せたい」
その想いからスタートした“朗読『ours』”。
脚本打ち合わせから入っていただいた
橋本真一さんとの模索は、
次第に動きのあるモノを求め、
たどり着いた“朗読劇『ours』”。
それはもう、一発撮りの映像ではなく
ひとつの舞台となって目の前に広がっていました。
最後の台詞が残す空気と全身を突き刺すような感覚。
「届く」
という意味を知った瞬間でした。
朗読劇『ours』は「魅せたい」だった想いが
「届けたい」へと脚本との向き合い方が
大きく変わった大切な作品です。
いつか直接、届けるために。
プロデューサー・衣装|新朋子
衣装だって芸術のはず…
クリエイターとしてのアタラシトモコが
自由という責任のもと
創り上げた世界観を
あなたの目で確かめて下さい。
魅せる世界に観る人がエンドマークをつけて
一緒に完成させる。
それぞれのエンドマークがあるはず…
自分のエンドマークを
誰かのエンドマークを
それぞれに語り合い受容れる。
いく通りもの解釈がある
そんな作品を届けたい。
新朋子プロデュースの始まりです。
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◯配信朗読劇onetake『ours』
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台本サイズ:台本規格
(タテ245mm×ヨコ175mm)
ページ数:92ページ
【内容】
・第一稿
・第二稿
・第三稿
・決定稿(朗読収録時使用)
・第二稿演出メモ付き
・第二稿本打ちメモ付き
・第三稿演出メモ付き
◯配信朗読劇onetake『ours』コンプリートセット
※現在販売しておりません
セット内容
・脚本
・キービジュアルポストカード
・クリアファイル
注)concept exihibition来場者特典のショッパーは含まれません
【脚本】
・第一稿
・第二稿
・第三稿
・決定稿(朗読収録時使用)
・第二稿演出メモつき
・第二稿本打ちメモ付き
・第三稿演出メモ付き
【クリアファイル】
・表|キービジュアル
・裏|衣装×脚本