#一日一鼓【1018】

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2024/10/18 23:59

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母はいつも物語にいて、私は対抗するように母の本を手に取らずに生きてきた。

でも、今回ばかりはつまらぬ意地を捨てて手を伸ばしたいと思った。

理由は明白だ。

視線が足に馴染かけているブーツに向く。

もっと、足と地面の距離が近い時があった。
それは、最も苦しくて最も輝いていた時のこと。

 

2024.10.18

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