きょうのおくの 2024年1月分
20240101
終わりを匂わす朝の光。
20240102
カメラは常に加害者。
20240103
純化されたイメージ。
20240104
閃光が弾けて覆った。
20240105
壊されて、どこへ向かっていくのか。
20240106
冬でもアイスコーヒー派。
20240107
あなたとの生活は空気の塊と一緒に暮らしているみたいだった。
20240108
タクシーや地下鉄。それらは人間の記憶を内包している。
20240109
何もなかったフリをして、私たちは遠くへ離れていく。
20240110
全ての響きは遠く単調だった。
20240111
ちょうどいたところを見つけてくれた。
20240112
子供も0歳、親も0歳。なんだか許してしまいそうだ。
20240113
記号たち。
20240114
ゴースト。
20240115
週刊誌の記者は焚き火など撮らない。
20240116
ゴースト2。
20240117
。
20240118
夜の帝国。
20240119
僕はあと、何回月を見るだろう。
20240120
歪曲された現実とも呼べるのか…。
20240121
インフルエンザの流行に遅れている僕は、世俗から切り離されてしまった。
20240122
肌を通した会話。
20240123
足掻いた痕跡。
20240124
雑然と積み上げられた言葉。光が滲んで消えてしまった。
20240125
粒に閉ざされた現実が無数にあるのだから、異世界もあるに違いない。
20240126
誰も料理をしてくれなんて言っていないよ。
20240127
反射のみで泳いでいる海月。感情なんてものは持ち合わせていないらしい。君らが進化するには「思考」することが必要だよ。
20240128
悴んだ手。感覚を失うことで、僕は僕の存在を知る。
20240129
雨の朝はどうも気分がいい。冬であれば尚更。
20240130
月と太陽。どちらを望む?
20240131
混沌をか細い針で突き破って、ただただ言葉を連ねる日記。そこにイメージがあって、後に言葉がある。