
一日一鼓【1230】
彼にもらった肉まんを、君に。
頬張りながら流す涙を見て思う。
輝きを放つ君も
もしかしたらあの頃の私と何ら変わらない
夢に迷うコドモなのかもしれない、と。
そろそろ、私はこの絶望にお別れを言う頃なのかもしれない。
休憩時間の終わりを告げるかのように
肉まんの香りだけが漂ってきた。

彼にもらった肉まんを、君に。
頬張りながら流す涙を見て思う。
輝きを放つ君も
もしかしたらあの頃の私と何ら変わらない
夢に迷うコドモなのかもしれない、と。
そろそろ、私はこの絶望にお別れを言う頃なのかもしれない。
休憩時間の終わりを告げるかのように
肉まんの香りだけが漂ってきた。
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