
一日一鼓【1210】
私がまだ女の子だった頃に
…いや自分がカワズだと知った頃に
大海を自由に泳ぐ彼に会っていたら
私は彼を追うことで違う今にたどり着いていたかもしれない。
夢を諦めた誰かが肉まんを片手に“私たち”の踊りを眺めていたかもしれない。
そんな未来を作り出せなかった私の弱さを彼に見せつけられた。

私がまだ女の子だった頃に
…いや自分がカワズだと知った頃に
大海を自由に泳ぐ彼に会っていたら
私は彼を追うことで違う今にたどり着いていたかもしれない。
夢を諦めた誰かが肉まんを片手に“私たち”の踊りを眺めていたかもしれない。
そんな未来を作り出せなかった私の弱さを彼に見せつけられた。
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