『カイ』

 cast・staff 


朗読|長江崚行

脚本|若杉栞南

撮影|奥野倫

照明|大柳玲於(LT Graph)

録音|熊谷健(株式会社シンクオーディオ)

ヘアメイク|太田夢子(earch)

衣装|新朋子

スチール|TOBI(LT Graph)

編集|奥野倫

整音|熊谷健(株式会社シンクオーディオ)

企画プロデュース|新朋子

制作|株式会社コモ


 あらすじ 


作詞家としてプロの道を歩む一人の青年、入江流唯。

刺さる唄を、響く言葉を、「良い作品」を追い求めて…追い求められて、

気付いた頃には言葉を生み出すループは作業と化し、考えずにはいられなかった。

作詞家って何ですか? 言葉って何ですか? 僕の言葉は誰かの役に立っていますか?__と。

『暇は敵なので』と笑顔を振り撒き、いい子を装う様になったのは、

それからしばらくしてからのこと。

大切な何かをどこかに置いてきてしまった25歳の春。

『新進気鋭の作詞家』という称号を手に入れた流唯は出会った。

それはそれは口が悪くて、それはそれは鬱蒼しい、『流唯の本』におけるとっても重要な登場人物に。


彼の名は、カイ。

誰かに聞かせたい唄を作ってください。

__俺に聞かせたい唄を作ってみせてください。

彼の要望は至って単純で、

この時の流唯にとっては、とても難しいものだった。


その唄が完成する時、流唯の言葉はどんな役割を果たすのか。

そして、流唯の前に現れた“カイ”とは一体誰なのか。


「窓から見える空の寂しさって、分かりますか?」


_________配信朗読劇onetake「カイ」

あらすじ|若杉栞南


 彼らの言葉 


「窓から見える空の寂しさって、分かりますか?」

「作詞家って…なんですか? 言葉って、何ですか? 僕の言葉は誰かの役にたっていますか?」

「久しぶりに、目を閉じるのが怖くない夜だった」

「あなたは、なんのために唄を作ってるんですか?」

「人生の転機というものがあるとしたら、紛れもなくこの出会いのことを指すのだと思う」

「『世界が逆転してしまえ』って願ったことは?」

「僕の言葉に耳を傾ける覚悟が僕自身にあるのだろうか」

「それはそれは口が悪くて、それはそれは鬱蒼しい、この本におけるとっても重要な登場人物」

「雪が降り積もる総合病院の屋上に、足跡が線を描く」


 character 


入江流唯

作詞家としてプロの道を歩む25才の青年。

作業のように言葉を生み出す日々を送っている。

カイ

流唯の前に現れた青年。

「俺に聞かせたい唄を作って見せてください」と流唯に告げる。

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